子どもは悪くないって分かっていても、ついイライラして叱ってしまう事ありますね。
怒鳴りつけたり、叩いてしまったり、日常的になっている事もあります。
この日常的というのが怖い事なんですね。
だんだんと感覚がマヒしてきて、エスカレートしていきます。
幼児虐待というのも最初からあった訳ではなく、必ず何かしらのきっかけがあったはずなんです。
子どもを叱ったり叩いたり、これもきっかけがあれば止める事ができます。
周りのサポートも必要ですが、どんなことにイライラしてしまうのか、今回は5つ挙げてみました。
大切なのはどのようにストップをかけるか?ということです。
子どもも一人の人格ですから、小さくてもその子の特性があります。
自分の特性と照らし合わせて、改善する方法はないか色彩心理の分野から見ていきます。
Table of Contents
1.言う事を聞かない子ども イライラする原因5選
1.触らないで!といっても触る子どもにイライラ
とっても好奇心旺盛な子ども。「さわらないで!」とか「いじらないで」というと余計に興味が出て手をだしてしまう。
本来子どもは色々なことに興味を持って、それが固いものなのか重いものなのか、冷たいのか臭いはどうかなど実体験の中で「もの」を認識していきます。
親が使っているのを見て同じようにやってみようとします。親が使っている「もの」ほど興味がそそられるものはないんですよね。
ただそれが危険な物かは分からないし、壊されたら困るものかも分からないので親はイライラしますね。
2.じっとしていない子どもにイライラ
子どもの興味は長続きしません。
動くものや、音や、目に入ってきた見知らぬものがあると興味が移ります。
何もせず黙っているとか、その場所に居続けられるという方が逆に心配です。
しかし親は子どもに始終付いているわけにはいきません。
家の中にいる時はいいですが、外でママ友と話をしていたり、スーパーで買い物をしている時などはイライラしますね。
3.言う事を聞かない子どもにイライラ
子どもには時間の感覚がありません。
お腹がすいた、眠たい、おもちゃで遊んでいたい。しかし大人は時間に追われています。
出かけるから早くご飯食べて!とか、もう保育園行くんだからおもちゃ出さないの!とか着替えるからこっちにきなさい!って言っても言う事はきかないですね。
そしてついつい力ずくで言う事をきかせたり、「言う事聞かないとおもちゃ捨てるよ!」と脅しをかけてしまいます。
4.屁理屈を言う子どもにイライラ
少し大きくなってくると、親の言う事の矛盾を突いてくる子がいます。
揚げ足を取ったり、「昨日はお母さん違う事言ってた!」と指摘してきます。
親の言っている事を覚えているんでね。こういう子には下手なこと言えません。
その場しのぎの言い訳ばかりしていると、子どもは親を信用しなくなります。
一貫した考えを持って、筋を通しておかなくてはいけませんね。
5.散らかしたまま片づけない子どもにイライラ
生まれつき片づけ力が備わっている子はいません。
買ってもらったおもちゃも楽しいですが、身の回りにある物が全ておもちゃになる子ども。
想像力のある子は、次から次に物を出して遊びに変えます。あっという間に部屋中物で散乱している、ということもしばしばです。
しかし親は片づけ係ではありませんので、片づけのやり方や習慣を根気よく子どもに教えていかなければなりませんね。
2.怒ったり、叱ったりしても直らないのは何故?
頭ごなしに「だめ!」とか「じっとしてなさい」とか「片づけなさい」といっても、効果はありません。
子どもは「なんか怒ってる」「また怒ってる」というように怒られている理由すら分かっていない事があります。
くどくど理由を並べて言い聞かせている親もいますが、その子に合っている叱り方でないと右から左です。
一言でピタッと直る、いう事を聞くようになるという魔法はありませんが、子どものやる気を潰してしまったり、恐怖心しか与えないような叱り方にはしたくないですね。
大人同士でもそうですが、信用できたり安心できたり、言い方が分かり易かったりすると人の話が耳に入ってくるものです。
親の言う事は無条件で聞きなさいというのは、子どもの人格を無視しているとも言えます。
まずはその子の特性を知って、どんな特徴があってどんな行動を起こしやすいのか知ることです。
そして親である自分自身との相違点を確認して、親の方が歩み寄る。
根気のいる事ですが、人間を一人育てるというのは根気が必要です。
まとめ
私の子育てが少し落ち着いたある日の、近所のスーパーでの出来事です。
駄々をこねる男の子が近くの売り場にいました。姿は見えなかったのですが、お母さんはけたたましく叱ったかと思うと「パカ~ン!」とその子の頭を叩いたのです。
私も経験がありますから、お母さんもかわいそう、子どももかわいそう・・・と思ったのです。
しかもそのお母さんは私の友達でした。
彼女は元々激しい性格で男勝り、その当時は会う事も少なかったのですが、彼女ならそうなるかもと思ったのです。
子育て方法は遺伝すると言いますが、私も彼女も親からの体罰経験があります。
これは家系のクセとも言われています。同じような考え方、同じような習慣で子や孫が育っていくのですからクセも出ますね。
しかし直らないクセではありません。気がついた私たちが改めればいいわけです。
その改め方のひとつの方法としてキュービックマムがあります。
キュービックマムには、2つの特徴があります。
まずは子どもと親の特性を色で表して、お互いの違いを確認します。
子どもの色の特性により、その子の特徴や普段の声掛けのポイントが分かります。
二つ目は、キュービックキットというカラフルなキットを使って、今の子どもの心模様を知ることができます。そうする事で、子どもの気持ちに添った声掛けができるのです。
子どもは、自分の言っている事や思っている事が親に分かってもらえていると思うと安心します。
安心感が増えると心も安定してきます。安定感は親の心も安定させます。
親がいつもトゲトゲ、イライラしていると、子どもも自然と不安定になってきます。
お互いに心が安定してくることで親のイライラが減って、ヒステリックに叱ったり叩いたりに歯止めがかかるようになるでしょう。
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